TREATMENT 診療科目

虫歯が痛いなど

保存歯科、齲蝕処置、歯内療法

虫歯でお困りの方は数多くいらっしゃると思いますが、実際に歯医者に行くとなると歯を削ったり抜いたりと…
もっと痛いようなイメージがあると思います。
痛くなってからの来院ではなく、痛くなる前の予防をお勧めします。
齲蝕(虫歯)は原因細菌による感染症です。
つまり、お口の中を清潔に保つ事が必須となりますが、なぜ歯磨きをしているのに虫歯が再発するのでしょう?

  • 歯磨きをしてるのになんで虫歯になるの? 火事を想像してみましょう。小さな火種から大火事を引き起こす事があります。
    それはお布団など燃えやすい材料があったり、大風が吹く事で火が燃え広がるように… お口の中も同様です。
    原因(火種)は細菌です。しかし不適合な詰め物(お布団)や不揃いな噛み合わせ(大風)など 条件が揃ってしまうと大切な歯を失ってしまう可能性が出てしまいます。
  • どうすれば虫歯を防げるの? まずは徹底した予防管理をする事です。
    残念ながら虫歯になってしまった場合、重要なことは…
    1. 徹底した感染管理下
      (ラバーダム防湿)
    2. 徹底した感染源の除去と精密な修復
      (マイクロスコープ、拡大鏡)
    3. 細菌が付着しにくい材料の選択
      (セラミック修復)
  • 虫歯を繰り返さないために。 前述の1~3を可能な限り努める事が短期的なトラブルを回避する方法です。
    しかし長期的に再発を防ぐためには患者様と歯科衛生士による二人三脚のメンテナンスが重要です。

歯茎が腫れて痛いなど

歯周病治療、歯周外科

歯周病でお困りの方は数多くいらっしゃると思いますが、実際に歯医者に行くと歯を抜いてしまわれるのじゃないかと不安で…
当院は患者様からの希望がない限り、歯の保存に努めますのでご安心ください。
歯周病は原因細菌による感染症です。
つまり、お口の中を清潔に保つ事が必須となりますが、なぜ歯磨きをしているのに歯周病が進行するのでしょうか?

  • 歯周病は防げないの? 歯周病の発生について有名な論文があります。
    この報告によると「全然悪くならない人 11%」「ゆっくりと進行する人 81%」「急速に進行する人 8%」とあります。つまり約90%の人は潜在的に歯周病が進行するリスクを抱えているという事です。
  • どうすれば歯周病は治るの? まずは原因となる感染源(歯石やプラーク)を除去する事から始まります。
    しかし歯石やプラークを除去しただけでは改善されないケースがあります。
    それは、「不適合な被せ物」や「不揃いな噛み合わせ」が病態を悪化させているケースがあります。
    その場合、歯周病治療だけでなく被せ物のやり直しや矯正治療などが必要になる場合がございます。
  • 歯周病は歯科医師・歯科衛生士・患者様の3者が協力し合う必要があります。 歯周病は沈黙の病気と云われるように、患者様ご自身で気が付いて歯科医院へ受診する事が難しい疾患です。
    しかし、歯周病は多くの病気(糖尿病・高血圧・早産など)との関連性が報告されています。その為に、患者様はご自宅でのケアはもちろん、歯科医院へ定期的に通い予防する事が大切です。

お子様の歯・歯並びについて

予防歯科、小児歯科

初めてのお子様の歯が生えてきて、どのように歯磨きをしてあげたら良いの?
矯正治療って興味はあるけど、我が子は必要なの?
転倒、打撲で口の中を怪我してしまった。など…
悩まずにすぐご相談下さい。

  • 乳幼児期 今後の人生で虫歯を作ってしまうかは、この時期に決まってしまうと言っても過言ではありません。
    乳歯(子供の歯)は永久歯(大人の歯)に比べ、歯磨きにコツがあります。歯科衛生士と協力してケアの仕方や食事の取り方などを練習する必要があります。
    またこの時期に歯科医院に慣れておくことが、万が一治療が必要になった時スムーズに治療に導入できる歯科恐怖症を防止するコツです。
  • 学童期 お子様に自我が芽生え、お菓子や歯磨きをお子様自身がコントロールできるようになっていく時期ですが、現実はコントロールすることが非常に難しいと感じています。 親御さんだけで悩むのではなく、歯科医院と協力することでもっと簡単に虫歯や歯肉炎を予防・改善できます。
    積極的にフッ素やシーラントを応用することで大切な永久歯を守りましょう。
  • 青年期(中学、高校) 永久歯に生え変わり、今後一生を共にする歯との大切な時期です。
    この時期に虫歯を多発することはつまり、歯の寿命に直結する重要な問題となります。 いかに虫歯を処置して、予防できるかが肝要です。
    どうすれば虫歯を防げるの?

親知らず抜歯など

口腔外科、歯周外科、歯科インプラント

親知らずが痛い!けど抜くのは怖い…
親知らずを抜くと必ず腫れると思っていませんか?
上顎と下顎とでは抜歯の方法やリスクが異なります。
適切な診断、画像検査を行えば抜歯後の痛 みや腫れを最小限に留める事ができます。

  • 痛くない麻酔法と必ず効く麻酔 ただでさえ歯医者が苦手なのに、手術と聞くと「余計痛そうだな」と想像すると思います。当院はpdコンセプトという診療システムを採用しています。その中には「痛みを感じさせない麻酔のかけ方」や「確実に麻酔効果を得る方法」があります。
    歯科麻酔がそもそも苦手な方も安心して処置を受けていただく事ができます。
  • 歯科用CTレントゲン撮影機 親知らずの向いている方向や解剖的に危険な部位を手術前に確認する事が、スムーズで安全な処置をお約束します。
    また肉眼では見ることのできない歯の中の微細な亀裂なども見えるため、歯の保存の為に的確な診断・治療を行う事ができます。
    保存が困難(抜歯)と言われた歯も諦めずにご相談下さい。

歯並び・噛み合わせについて

矯正歯科、小児矯正、顎関節症

矯正歯科は「子供のもの」や「見た目をよくするだけ」と思ってらっしゃる方もいるかもしれません。
当院の矯正コンセプトは「機能的な噛み合わせは見た目にも良い歯並び」です。

  • 大人の矯正治療は今や常識! 隙間のある歯、出っ歯、受け口、上下の歯が重ならない、歯のデコボコといった見た目の問題だけでなく噛み合わせの悪さから起こる症状があります。
    顎の痛み、顎の音がするといった「顎関節症」や「知覚過敏」、特定の歯が治療したのにいつまでもしっくりこない、修復物がすぐ壊れる… 成人でも矯正歯科治療で改善される事があります。
  • 子供の歯列矯正開始時期とその意味 矯正歯科はどのような年齢でも美しい笑顔を作り出す事ができますが、最適な年齢があります。
    一般的に混合歯列期(永久歯の生え変わり時期 7歳ごろ)に開始する事が望まれます。
    しかしお子様のお口の健康を考えるのであれば、できるだけ早く受診されることをお勧めします。
    指しゃぶり、口呼吸など乳歯列期の悪習癖を改善することで歯並びだけでなく、将来の健康に貢献できる可能性があります。